2022年03月26日

皆さんにお尋ねします

 前にグラ・バルカス帝国が小笠原沖に現れて滅茶苦茶たたかれた事がありましたが、ちょっと質問です。(確かに無理があったかなと反省してます)

〇 当時艦隊を分けて一つを東回り、そして一部を惑星の西回り(まだ公開されてない部分)を通過して南東から来るような動きも想定の一つにあったのですが
 仮に大艦隊が属領で補給をしつつ南東側から来た場合において、今の日本の持つ装備の具体的に何を使用したら艦隊を遥か手前で見つけることが出来るのでしょうか?
 数の少ない衛星、そして広い惑星を考慮するとアメリカみたいにリアルタイムに基地をすべて監視することは難しいのかなと。
 兆候はつかめるかもしれないけど、日本の機体の航続距離から具体的に見つけるのはこの辺かなと当時思ったのですが。

 何をどう使用すれば、南東からの侵入を遥か先で見つけることが出来るのか、知りたくてお尋ねです。
(今後に生かそうと思いますので)
〇 あと1点、次話は明日更新予定です。

 
posted by くみちゃん at 10:13| Comment(596) | 日記

2020年05月18日

第102話 日本海海戦2P3

◆◆◆

 リーム王国東側 高空

「間もなくリーム王国領空を出ます」

 作戦部長アーリトリガーも、現場指揮のために中心部の爆撃機に同乗していた。

 超重爆撃機グティーマウンは成層圏を行く。
 編隊を組む約200機もの爆撃機、圧倒的な威圧感を持ち、決して負けるわけが無いとう確信すら与える。

「陸軍航空隊は?」 

「我らの前方約100kmの超低空を飛行しているはずです。
 ただ、進行速度が我らの方が速いため、日本本土に達する前に追いついてしまうかもしれません」

「敵が我らをレーダーで察知して飛行してきたら、実は下にも大編隊がいる。
 我らは超高空、超高速で進むため追いつけず、下の陸軍航空隊と空戦になるのか」

「超低空で行っても我らが同時出撃するなら敵は気づく。ただ、その数は欺罔することができますからね」

「囮……か。陸軍航空隊には申し訳ないな」

「投射力、そして進行速度。すべてが我らが上です。軍本部の判断も仕方ないかと。
 それに、囮と言っても300機を超える大編隊。しかもそれでも練度の高い陸軍航空隊です。
 囮だけで日本軍航空隊など全滅させることが出来るでしょう。
 日本国如きに遅れをとるはずが無い。
 別の国伝いの噂では、日本国の主力戦闘機は200機しかいないらしいですよ。
 全部出てくる訳は無いのですが、全部出てきたとしても我らが数は遙かに上です」

「なら良いのだがな」

 会話中、無線機を操作していた隊員が焦り出す。

「ん??あれ??」

「どうした?」

「無線封鎖しているはずの陸軍航空隊から無線が発せられているのですが、雑音が酷くて……」

 アーリトリガーは背筋が寒くなるのを感じた。

「スピーカーにつなげ!!」

 迅速に無線機が外部スピーカーに繋がれる。

『ガガガ……第3航空隊全滅!!なんて……だっ!!』

『……すぎるっ!!振り切れな……ガガがッ』

 沈黙……成層圏という超高空で、重い沈黙が流れ続ける。

「いったい何が起こっている」

 当然答えられる者はいない。

「全部隊に伝達、陸軍航空隊は敵の攻撃を受けている可能性大。
 各機監視を密にせよ!!」

 銃座に座る隊員達は空を睨み付ける。
 こんな高空まで来るはずは無いが、友軍が攻撃され、何らかの大きな被害を受けている可能性。
 緊張が高まる。

「最大限の警戒を行え!!決して油断す……」

 ガァァァァン!!!!

「じゅ……十五番機被弾!!!」

 前方を飛行していた15番機が炎に包まれる。
 炎は弾薬に引火し、15番機は空中で爆散した。

「今の攻撃は何ダッ!!!」

 アーリトリガーは叫ぶが、答える者はいない。

 ガァァン……ドォンドドドドドッ!!!

「ああっ!!」

 不可視の攻撃は連続して超重爆撃連隊を襲う。
 空の要塞、機銃に対して圧倒的防御力を誇るはずのグティーマウンは次々を炎に包まれ、雲の海に落ちる。

「先行第3小隊消滅!!」

『何処から攻撃を受けている!!』

『何か飛んできたぞっ!!』

『我、操作不能、我、操作不能!!!!』

 空中に大きな爆発の花が咲く。
 空中で爆散する機体、翼が折れ、回転しながら墜落する機体、炎を纏ったまま流星のごとく落ちゆく機体。
 
 空に炎の……絶望の雨が降る。

 無線は混信し、カオスと化す。
 何を言っているのかも解らず、目視以外に情報を得る方法は無くなった。

 嵐のような何らかの攻撃が止んだ後、超重爆撃連隊友軍機で生き残ったのは83機のみ。
 残りの約120機は一瞬で……たった1度の攻撃で撃墜されたのだった。

「そんな……そんなバカなっ!!
 あり得ない。あり得ない事ダッ!!
 陸軍航空隊はどうなっている?」

「解りません!!無線反応なし」
 
 一瞬の攻撃で半数以上が失われた。
 空気の薄いこの成層圏という領域で、敵の攻撃は弱まる気配が無い。
 しかも、こちらは相手を目視すらしていない。
 圧倒的な軍事的格差を前に、アーリトリガーは名古屋爆撃の失敗を確信する。

「全軍に通達、撤退だ!!リーム王国基地へ引き返すぞ」

「しかし、それでは作戦失敗になってしまいます!!
 帝国の虎の子たる超重爆撃連隊が出て失敗などと……」

「馬鹿野郎!!半数だ。まだリーム王国を離陸して間もないというのに、半数が失われたんだっ!!
 作戦は失敗だ。
 戦力比は明らか。
 ケイン神王国と同等程度だと??
 そんな甘いものではない。敵の強さはそんな次元は超越している。
 このまま進むと報告を入れる間もなく全滅するぞ!!!
 陸軍航空隊が何千機いようとこれでは勝てぬっ!!」

 凄まじい形相のアーリトリガーに、部下は怯む。

「はっ、しかし、無線機の調子が思わしくありません。
 混信もしているし、大きな雑音が入り、通じなくなる事も
 きちんと伝わるかどうか……。」

「発行信号でも良い、とにかく何とかして伝え、すぐに引き返すぞ。
 早くしろ!!死にたくないならな」

 撤退は全軍に伝わる。
 アーリトリガーの乗る機も、旋回するためにバンクする。

 安堵の空気が機内に広がった。

「下方から敵機ぃ!!!!!」

 機銃員が叫ぶと同時に機関砲を下に向けて発射する。
 編隊を組む友軍もあわせて機銃掃射を開始した。

 雲の海に向かい、曳光弾を交えた機関砲が連続して放たれる。
 
『何かが向かってくるっ!!』

「112番機被弾!!」

「見えたっ!!見えたぞっ!!!ロケット弾が、112番機に向かって……明らかに追尾していましたっ!!」

 部下の言葉にアーリトリガーは言葉を失う。

「ゆ……ゆ……誘導弾だとぉ?!ま……まさか、そんな……あの情報は本当だったのかっ!!!」

 グラ・バルカス帝国は戦争に慣れきっている。
 戦場伝説など腐るほど生まれたが、そのどれもが誇張された情報だった。
 誘導弾の可能性も軍本部で真面目に議論されていたが、同作戦を連合艦隊司令長官カイザルが、超重爆撃連隊出撃要請を行った時点で、効果があると踏んだはず。
 つまり、最前線の大将軍が作戦成功すると考えたはずであり、誘導弾などと大それた
兵器は存在しないのでは無いかと彼は考えていた。

 十数機もの敵戦闘機が上空に駆け上がる。
 鏃のような機体、後ろから2本の炎を出し、我が方の戦闘機とは次元の違う速さ、上昇力を見せる。
 自分たちは成層圏の超高度を飛んでいるにもかかわらず、それを超えて遙か高空へ消える。 
 すれ違いざまに数機の友軍機が炎に包まれた。

 敵が上昇した後、恐怖を感じるほどの雷鳴の轟きが機内に響き渡った。

「なんて速さだ!!なんて攻撃力なのだっ!!!」

「敵、プロペラがありません!!!」

「あんなの捉えられません!!」

 機銃員も弱音を吐く。
 どうしようも無い戦力比、先ほどまでの必勝ムードは完全に消える。
 的当てゲームのように、動かぬ目標でも撃つかのように、完全無欠のはずの友軍機が落ちる。
 混乱の極み。

「戻ってきたっ!!!」

 敵戦闘機が旋回し、こちらに機首を向ける。
 機銃の射程距離の遙か先から、先ほどの誘導弾を発射した。

「ロケット向かってきま……」

 体を押されたような感覚、アーリトリガーは全身に熱さを感じる。
 バラバラに破壊された機体が見えた気がした。

 グラ・バルカス帝国超重爆撃連隊作戦部長アーリ・トリガーは、光に包まれこの世を去る。
 
 航空自衛隊F-15J戦闘機及びF-2戦闘機 150機 は、日本海上空においてグラ・バルカス帝国陸軍航空隊及び超重爆撃連隊計548機と交戦し、そのすべてを撃墜した。
posted by くみちゃん at 19:01| Comment(46) | 日記

2020年01月12日

外伝1の特典公開について 宣伝

 外伝2が今月発売されます。
 面白くなっており、又、外伝1を読まなくても解るようになっておりますので、是非よろしくお願いします。
 
 発売に伴い、外伝1の特典公開がありますが、
 外伝1に関しての特典は、あくまで編集氏が書いたものなので、くみちゃんとみのろうの部屋での公開は控えることにしました。

 明日からの外伝1特典公開に関しては、編集氏のブログで公開する事になりました。
 是非、一度見てみてください。
 投稿日は明日1点目、そして発売までには2点目が公開される予定です。よろしくお願いします
 編集氏のブログは下記リンクから行けます
 ↓
 https://hermits-song.net/
タグ:日本国召喚
posted by くみちゃん at 21:31| Comment(31) | 日記